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2007.10.31 Wednesday
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花に嵐のたとえもあるさ
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もはや何回目なのか、数えることもしなくなったこの日が終わる。とうにわたしはかれの年齢を越えた。
もう、痛みはあまりない。大切にしまっておくような思い出もそれほどない。若かったあの頃の記憶は風化すら終わり、残るのはかれが作り上げた音楽のみになった。
それでも、かれのことを必ず思う日が一年のうちに一日くらいあってもいいだろう。そしてその日はやはり今日だ。
メッセつけたら皆してRaphael聴いてるんだもん笑っちゃったよ、という話。
さよならだけがじんせいだ。
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2007.10.31 Wednesday
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「CLaCLa」
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メディアワークスから出たBL誌なのだが、さすが角川(系列)!と言いたくなる手法。やまねやCJのインタビューは良いのだが、雑誌の大半が「ここ数ヶ月に刊行されたBLマンガ・小説の紹介」なのだ。それも別に珍しいような情報はなく、「ぱふ」や「活字倶楽部」の白黒ページでやっているような本当の「紹介」なのだ。BL作品一覧とでも言うか。
短めのコミックも載っていたけれど、殆どが他社の本の紹介で980円。角川商法だなあ。
作品に罪はないと思うので角川のものでも面白ければ買うけれど、角川のやり方は好きじゃない。少年ジャンプの引き伸ばしに他方面に向けたメディアミックスを掛け合わせて、更にお金儲けの海苔で巻いたような角川らしさが存分に出た雑誌だと思う。金儲けは決して悪いことではない。しかしこれはあんまりだ。
avexや巨人が好きになれない気持ちと似ていると思うのはわたしだけか。
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2007.10.31 Wednesday
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緑山ヨウコ「情熱革命」
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緑山ヨウコ「純愛革命」
表紙がいいのだが、中身と全然違う…!
別に中の絵が下手だとか、表紙のひとが中に出てこないとかそういうことではない。勝手に表紙を見て想像したシリアスな話が全くなく、結構ギャグ強め。勢いがあって、好きなひとは好きだろうが、期待したものとベクトルが違ったかな。
社内でモテまくるイケメンが本当は(色々な意味で)きもちわるかった、というインパクトは悪くない。表紙がシリアス風味なのが良くないんだ…。
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2007.10.31 Wednesday
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井上佐藤「エンドルフィンマシーン」
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井上佐藤「エンドルフィンマシーン」
初コミックスとは言うものの、ちっとも新人ではない井上佐藤。田中鈴木とか千葉野原とか、名字っぽいものをふたつくっつけたPNを最近ちょくちょく見るなあと思っていたら、友人が昔雑誌で井上佐藤の作品を読んでファンになり、コミックスを探し求めて間違えて田中鈴木のコミックスを買ったことがあると言っていた。なんかとりあえず名字二つ、と覚えて本屋に行ったらしい。絵が全然違うけれど、ヤマダサクラコとヤマシタトモコを間違えた身としては気持ちは分かる。
さてそんな井上佐藤のコミックス。人気整体師と、かれの身辺調査のためにバイトに入った男の話。絵も上手いし、荒削りながら話もいい。キャラがきっちり生きているというか、すごく格好いいのにすごくダメ、というバランスがいい。
表題作と、同じくちょっと笑える「102」も良いけれど、ドMとSの皮を被ったMの「コーリング」なんかも良い。麗人は色々と行き過ぎている印象があって、もうちょっと少女漫画タッチのほうが好みなのだがこれは面白かった。最近SM風味が流行ってるのかしら。
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2007.10.31 Wednesday
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新井サチ「後ろのケダモノ」
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新井サチ「後ろのケダモノ」
自信が持てず気をつかってばかりの人気スタイリストと、かれが部屋の掃除のために呼んだ便利屋の話。ちょっと絵が桜城ややに似ているかなと表紙を見たときに思ったのだが、系統は同じだけれどこちらの方が全体的に絵が濃いかな。等身や手などは全然違う。
長年張り詰めていたものを解放できる機会は大人になるほど少なくなる。それを昇華するところまでが自己責任だからだ。だからこそひとは闇を抱え、解き放ってくれるひとに惹かれる。似たもの同士なのに待ったく似ていないふたりが溝を埋めあっていく姿が良い。この対等さが好きだ。
攻のスネ毛全開の裸エプロンは笑った。格好いいのに。
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2007.10.31 Wednesday
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ヤマダサクラコ「思い過ごしも恋の内」
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ヤマダサクラコ「思い過ごしも恋の内」
こちらもヒット。これまでのどのコミックスより好きだ。
表題作は普通のゲイと、ゲイの気持ちを知りたくてゲイバーにやってきた男の物語。ゲイじゃない男を自分のテリトリーに引きずり込んだような後ろめたさを感じる主人公と、そんなかれの気持ちにまったく気づかない鈍感さと、察して改善してやろうとする行動力を持った男。ズレているけれど、結局結論はひとつなのに、なかなかかみ合わないところが可愛くていい。二人とも最後まで結局名字+さんで呼び合っていたのもぎこちなくておかしくてよかった。
傍目にちょっとマヌケで可愛い表題作シリーズとは打って変わって、短編は暗くて痛い。この振れ幅の広さはなかなかいい。残酷で救いようのない短編と、きちんと最初から設定を考えた長編とどっちも読みたいところ。
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2007.10.31 Wednesday
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高井戸あけみ「月のマダム」
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高井戸あけみ「月のマダム」
高井戸あけみは今まで、嫌いでもないけれどそこまで良さが分からない作家でもあった。あんな絵なのに評価されているのだから、絵を補って余りあるほどのなにかがあるのだろうと思いつつも、それが見出せなかったのだ。勿論どれもそこそこには面白いのだが。しかし今回は面白かった。
必要以上に冷たい男と、その男に振り回されてもめげない男。このめげなさが見事で痛々しくて良い。
そしてシリーズも面白かったけれど、「グッドモーニング」が秀逸。自分の性癖を持て余して、生きていること自体が辛い少年の「恋がしたいだけなのに 自分のことわかりたいだけなのに 体が勝手に 気持ちを追い越していく」という吐露は凄い。侮っていましたが、面白い。
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2007.10.30 Tuesday
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やっつけ仕事
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水城せとなの窮鼠シリーズ新作「梟」が携帯用コミックで配信されるようだ。どんなかたちであれあのシリーズの新作が読めることは嬉しいけれど、よりにもよって携帯か…。携帯電話用コミックは何度か読んでみたけれど、自分の読む速度と、次のコマにいくまでの速度の差が激しくて非常に苛立つので好きじゃない。
でも読むよ。
更に、Judy本誌の付録小冊子に収録された続編「憂鬱バタフライ」も読めるようだ。わたしは書店を数件まわって結局地元の小さな店で買えたので良かったけれど、発売直後から今までヤフオクで物凄い値段になっていたので、欲しいと思う皆が(対応している携帯電話さえ持っていれば)同じ値段で手に入れられるというのは良いことだ。
めざましテレビのインタビューを見てしまった。相変わらず舌足らずでヘラヘラした喋り方で、ぶん殴りたいくらい大好きです。
長く続けるつもりではなく、終止符をうつために活動を始めたと言っていた。終わるためだけなら何故新曲があるのか、あれ以上のどんな終止符があるのか、と思うけれど、この男がまともに自分の気持ちや状況を説明できたところを未だかつて見たことがないので、今回もそうなんだろう。言葉は意味がない。受け取るものに出来ることは、振り回されて、それを後から笑い話にするか怒るのか、その選択だけだ。
「仮にコンサートをしても」と言っていた。「仮に」といえるだけ大人になったのか。
今でも好きだ、と思う。けれどこれが果たして本当の好きなのかは分からない。情か、執着か、惰性か、怨念か。思い出か、傷か。
好きって何だったっけ。
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2007.10.29 Monday
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目が回る
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体調絶不調中。そりゃああんな台風の中遊びまわっていたら風邪もひくわというわけで自業自得なのだが、発疹まで出てきて結構辛い。元々結構なアレルギー体質なのでちょっと体が弱るとすぐに発疹が出るのだが、自分で見て精神的にダメージを食らってしまうのであんまりよくない。キモチワルイヨー。
テニミュ優先電話登録ようやく完了。当たるといいな。
JACK JACKの件については、他の三人が気の毒だとしか言いようがない。不倫や金銭問題をよしとはしないけれど、そんな程度のことを今まで告白してきた芸能人は山のようにいた。では何故かれがその中でもずば抜けて非難されているのかと言うならば、大手事務所ではないということも大きいのだろう。
保護者が誰かを保護する力を持たない、意思を持たない、など被保護者を保護できない大人がたくさんいる。
三代目青学のサポーターズが出るそうで。初回には卒業式の映像も入るとか、ちょっと泣けそうだ。六角サポが欲しいです。
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2007.10.28 Sunday
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咆哮
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仕事の後毒さまと待ち合わせ。
コフレを見に行ったところ、ジルもルナソルも予約分は既に終了していた。ジルはポーチうんぬんの前に、アイシャドウがあまり好みの色ではなかったから断念。ルナソルは可愛い。当日分がまだあるらしいが、いつも午前中になくなると言われた。休みの日だから買いに行けなくはないのだが、休みの日だから早起きしたくないというのもある…。
その後、わたしが行こうとしていたパスタ屋はかなりの行列だったので断念。毒さまが以前見て、欲しくなったサングラスを買いに行くも既に完売していて撃沈。
そのあと串屋物語に行くもここも満員で、壁の穴に行ったら毒さまがいつも食べるメニューは麺が品切れ。他の麺でならできますといわれたので頼むも、やっぱり本家に敵うわけがない。更にわたしが頼んだメニューはまさかのタマネギ入り。今まで何を頼んでも入っていなかったので侮っていた。ソースはとっても美味しかったので今度はタマネギ抜きが出来るか聞いてみようと思う。
そして厨とたんたんが食べていておいしそうだったサーティワンのハロウィンサンデーを見に行くも数量限定なので本日分はとっくに完売。日曜の夜なので仕方がないというか当然というかなのだが、どこまで運のない一日なんだろうか。
しかしながら10月のFOMと言うパンプキンプリンと魔女のトリックが美味しかった。元はハーゲンダッツ派だし、ハーゲンダッツに比べて31は早く閉店してしまうので滅多に行かないのだが、久々に食べたらとっても美味しい。もっと大味のイメージだったので驚いた。見た目もポップで可愛いし!
ゲキレン。
理央さま玉座に返り咲き!
マクがこんなに早くいなくなるとは思わなかった。ようやくカタが消されたので、次はラゲクかと思っていたからびっくり。ロンって無茶苦茶強いんじゃないの…。そしてロンの語源は龍=ロンなのね。
シャーフーはラゲクがいなくなっても何とも思ってないっぽいな。片思い片思い。
そしてあれだけ対立していたのに、拳魔たちのことを多少なりとも師だと思っていたのにびっくりした。理央さまって共に高めあって成長しあうような仲間がいないからなのか、随所に精神面での幼稚さが感じられていたのだが、ちょっと成長したのかしら。しかしまだまだ気付きたくないもの・認めたくないものから強引に目を伏せ続けている感じがある。
ジャンとの対決もあったし、理央対ゲキレンジャーの構図が戻るなら楽しみ!
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