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藤たまき「不思議ポット」1

藤たまき「不思議ポット」1巻。
部長の乙部に憧れて骨董研究部に入部した高校生の未来は、ひょんなことから手に入れたポットを冗談半分で擦ってみたら、魔人シバが現れた。未来を主人だと勝手に決めたシバとの奇妙な共同生活が始まり、かれの特殊な力が齎す結果が乙部部長の目に止まるようになる。

基本的にBLか否かを問わず、ファンタジーは苦手だ。なんとなく描写が設定や世界観に終始して、物語が進んでいないような気がすることが多い。あとはややこしいので面倒くさい、という最低の理由もある。
しかしこういうちょっとしたファンタジーは好きだ。現代のどこにでもいる高校生の下に訪れた、ちいさなファンタジー。古い絵本を開いて読んだ御伽噺のような、わかりやすく世界に入っていける小気味良さがある。
魔法のランプのような姿のポットを擦ったら魔人が出てきました、なんていう分かりやすすぎる設定だが、そのベタな流れの上に構築される人間模様はなかなか複雑だ。天真爛漫な主人公と、かれに翻弄されつつも友人の立場を守ろうとする親友、とっても腹黒い部長、過去に非常に辛いものを抱えているであろう魔人。最初から恋を成就させることを諦めている親友の切ない感情がいい。そして話の間に少しずつ挟まれている魔人の過去がとっても楽しみ。
現段階ではちっともBLっぽくないけれど、続きの楽しみなお気に入りの一冊。
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posted by: mngn1012 | 本の感想(BL・やおい・百合) | 23:57 | - | - |

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