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惣領冬美「チェーザレ」4巻。
相変わらず面白い。過去と現実が、主人公が交差して、ひとつの線になってゆく様子は圧巻だ。しかしその交差した展開の中、ルクレツィアが11歳の今と7歳の過去の見分けがつかなかった。台詞がないとどっちか判断しづらい。
ミゲルが思っていたより真っ黒でよかった。チェーザレを理解しているからこそ出来ることと出来ないことがある。その出来ないことを意図せずにやってのけるのがアンジェロだ。きな臭いところも含めて今後が楽しみ。

よしながふみ「きのう何食べた?」1巻。
ゲイのカップルの日常の話で、料理メイン。これが島耕作と同じ雑誌に載っているというのは凄いなあ。
主人公のカップルふたりと、かれらの家族友人仕事相手知り合いの日常を描いたこの話は「西洋骨董洋菓子店」の最初のほうに似たスタンスだ。そのひとにまつわる料理などが出てくることも少なくない。掲載誌の差もあってか、対象年齢層が高めのエピソードが多い。
相変わらずとんでもない量のネームと薀蓄。そして決して主役にはなりえないひとびとの観察能力の高さが冴え渡っている。美容院に来る客などがその最たるキャラクターで、確実にどこにでもいるはずのひとなのに、これまで決して話題にものぼらなかったひとがたくさん出てくる。ヒトを見ていないと描けないようなこと・ものが山盛りになっている。
勿論法律も出てくる。
相変わらず料理はおいしそうだ。突飛なメニューではなく、とっても贅沢だけれど、家ごはん。心を無にして料理にいそしみ、二人で食べる家ごはん。地味なようでいてどこにもなかった発想は画期的だ。
けれどこれはもはや「クッキングパパ」の領域じゃないのか。料理にそこまで興味がないのでちょっと辛いというか、乗り切れない。面白いところは沢山あるし、シロさんのお母様には噴出したりもした。しかし…全体的に見て面白いのかなあこれ。自分で読んでおいておかしな言い草だけれども、面白いのかよしながふみだから買っているのかよくわからない微妙なラインだ。
まあしかし読めば読んだだけ味のある話だし、「西洋〜」のように今後どシリアスにならないとも限らないのでしばらくは継続するか。
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posted by: mngn1012 | 本の感想 | 00:57 | - | - |

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