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三大ミュージカルプリンスコンサート StarS@東急シアターオーブ 14時公演

 
見てきましたStarS。全員がドットのシャツ着てるこの服が一番かわいいと思います。この衣装で出てくると思ってたのに、実際の衣装は黒・グレー・シルバーあたりの色合いの比較的まっとうな衣装だった。残念。
げきぴあの公開リハーサルレポートに載ってる写真が当日の衣装。

山崎くんのブログで予告があったように、販売されていたサイリウム。これは折る前の色で、折ると白くなります。300円。

***

開演時間直前、メンバー三人によるアナウンス。
自己紹介のあと、「サイリウムやペンライトはお持ちですか」「ご準備できていますか」「turn on light」「さあ光らせて」「この会場を星たちで満たして」「さあ暗くなりますよ」「enjoy StarS show」「3、2、1、go」の声とともに、暗転。
多分英語を挟んでるのは山崎くん。この時点でもうわたしの血管が切れそうだった。恥ずかしい!なにこれ!これから始まる世界を正気で直視できない!ロビーに出てハートランドを流し込みたい!
そして三人が登場し、「Gleam」へ。ダンスきた!微笑みきた!さわやか!あああもうだめ絶対顔がにやけてる!
ちなみに井上・山崎両名がワイパーを客席に誘導している中、浦井健治さんは一人超ハイテンションで手拍子をし続けておられました。特に推しがいないので満遍なく三人を見ているんだけど、ウラケン見てる間だけノリが周囲とずれてしまう…。
そのあとは「HAIRSPRAY」より「You can't stop the beat(日本語版)」へ。「ハート」という歌詞の部分では腕でハートを作ったり、間奏で「リーダー!」「いっくん!」「健ちゃん!」というメンバー紹介あり。ここがわたしの恥じらいのピークでした。このあとゆるやかに慣れてゆき、最終的には笑顔でペンライトを振っている自分がいた…。

「StarSです!」で始まったMCは物凄く自由。途中で浦井くんが水を飲みに行って「自由!」だといじられていた。ちなみに本人を識別するためにドリンクにカラーテープ?が貼られているんだけれど、浦井くん赤・芳雄さん青・山崎くん黄色でした。
アルバムのオリコンデイリーチャートの話。この日出た結果がデイリー6位だったのかな。その結果に対して客席に井上・山崎が感謝を述べる中、「数は問題ではなくて、ハートが大事」みたいなことを言い出す浦井健治さん…。
あとは「皆さんの感性でペンライトを振ってください、決まりはありません」と芳雄さん。「育三郎先生が煽り担当です。浦井くんのはあまり参考にしないでください」と付け足していて笑った。ですよねー。
このあと自分たちが出演したミュージカルの曲を披露する、という話。その前に初めて自分たちを見たという人は拍手して、という山崎くんの問いかけに、二人くらいの拍手が起こる。そのうちの一人を散々いじる芳雄さん。このあと披露する「闇が広がる」の説明の際に、「まあ初めて見る人は『闇が広がる』って言われても何のことかわかりませんよね、暗い歌だな演歌かよ、みたいな」とか、「トートって言われても誰だって感じですよね」「トートって人…まあ人なのかもわかりませんが」「トートってドイツ語で死神っていう意味なんですよお客様!」とか喋る喋る。

TdVの「さあ招待しよう」「今招待しよう」「真っ赤に流れる血が欲しい モラルもルールもまっぴら」から、山崎ロミオと浦井マーキューシオでR&Jの「世界の王」へ。この曲大好き!!嬉しい反面、再演には二人とも出演しないことを思うと少し淋しい。
スマホとかフェイスブック演出は気の毒だったけれど、(何が気の毒って、浦井くんが滑ったみたいな空気になるのが気の毒だったのだ…)曲は本当に素晴らしいミュージカルだと思う。
そのあとは井上・山崎でレミゼの「I dreamed a dream」を英語で。切なくてすごくよかった!
WアルフレートによるTdVの「サラへ」も懐かしい。TdVって他のウィーンミュージカルと比べてちょっと印象が薄いというか、あまり話題にならない印象があるんだけれど、楽しくて不条理で好き。しかしM!もTdVも主演の男性が赤ジャケットなので、一瞬誰がどっちに出ていたか(出ていないか)混乱してしまうな。
そのあとは井上トートでエリザの「最後のダンス」。ステージの二階からゆっくり階段を下りてステージへ、そして客席へ。大きな影を連れてのトート。「あなたの愛を巡って」のところから。爬虫類的なんだけれど王道。王道なんだけど一筋縄ではいかない感じ。コンサートでこれなんだから、実際の芝居になったらどうなるんだろう。いつ芳雄さんトートやるの!!
「闇の中から〜」のコーラスを浦井・山崎が担当していて、豪華さに倒れそう。
そこから芳雄トートと浦井ルドルフで「闇が広がる」へ。浦井ルドルフの第一声に眩暈がする。浦井くんのルドルフは本当に「不安で壊れそう」でたまらない。
「世界が沈む時」から浦井トートと山崎ルドルフ。「CHESS in concert」でも思ったけれど、浦井くんのこういう役って実はものすごくハマっている。低音でちょっと艶っぽくてすごくいい。いつ浦井くんトートやるの!!山崎ルドルフは想像通りの健気さと、隠しきれない我の強さのバランスが好き。我慢できなさそう。
「見過ごすのか」から山崎トートと井上ルドルフ。山崎トートは情が薄そうでいいな。以前のウィーンミュージカルコンサートで、山崎くんの「闇が広がる」が聞けなかったことを物凄く後悔していたので、すこし補完で来たかな。いつ山崎くんトートやるの!!
でも個人的には山崎くんはトートよりもルキーニのほうが好きだった。三人でのサビも相俟って、頭の血管切れそうな豪華さ。何これ夢?幻?わたし死ぬのかな?
そのあとは三人でM!の「影を逃れて」へ。「たおやかなシンフォニー」のあたりからのコーラスがものすごく豪華で幸せだった。

汗だくになった山崎くんに、「顔に汗かかない」と言って「女優か」「女優きどりか」と突っ込まれる浦井くん。
「影を逃れて」をうたうと腕が痛くなる、と山崎くん。アマデが子役なので、何度かペンを実際に刺されて血を流しながらうたったこともあるそう。その話に対して「中川晃教くんは鼻血を流しながらうたったことある」と芳雄さん。更にモノマネを振られた浦井くんが、アッキーと芳雄さんのモノマネをしていた。井上ヴォルフの真似として「影〜か〜ら〜♪」の部分をものすごいコブシまわしながら歌うんだけど超似てる。山崎くんはえなりくんのモノマネで「僕だってStarSに入りたいんだ」と言ってた。結構似てる。
この後は自分たちがやっていないミュージカル曲を披露する、という流れ。「defying gravity」は「重力に逆らう」という意味だという話から、浦井くんは重力に逆らっている・重力を感じていないという話へ。浦井くんは裏でもそのままだと言う山崎くんが、「いっくんおつかれー!ハハハー!」と帰っていく浦井くんの真似をしたり、「闇が広がる」を練習中に「いきなり『となりのトート』って言いだした」と芳雄さんがバラしたり。何年もルドルフやってたのに何故今…。

井上・浦井でWICKEDの「Defying Gravity(英語版)」!元々この曲好きなんだけど、男性二人バージョンもすごくいい。さわやかで自由でちょっとさみしい。
山崎くんのRENTの「Today 4 U(日本語)」はファンキーで可愛らしい。ショキピンのパンツでクネクネしててナイスオネエ!
「バーレスク」を見たことがない芳雄さんが想像でやるという「Welcome To Burlesque(日本語)」も淫靡な感じで良かった。膝丈のパンツに中網タイツ。脚ほっそい!この曲をやるにあたって、映画を見たことがないと言って演出家に驚かれた、というエピソードを芳雄さんが話してたんだけど、誰の選曲なんだろう。映画を見ていないけれど曲だけ知っている・好き・やりたいということも勿論あるだろうけれど、そのあたり気になる。defying gravityを選んでくれた人本当にありがとう!
そしてロングコートを着た浦井くんで、Hedwig and the Angry Inchの「Midnight Radio(日本語)」へ。曲紹介の時に「大切に歌います」と言っていた通り、メッセージがそのまま伝わってくるような歌だった。「Lift up your hands」のところでは二人も出てきて、一緒に手を挙げながら歌っていた。

そのあとは楽器陣の紹介。音楽監督カミムラ周平さんの紹介とコメントもあり。
山崎くんの足が細いという話から、加圧トレーニングをしているという芳雄さん、「若いうちは代謝がいい」けれど徐々にそうじゃなくなる、という話。同窓会に行って同級生に驚くそう。
同じく30歳を超えた浦井くん、「30超えて何か変わったか」と聞かれて「中身が伴ってない…どこに行っても31歳と言うと驚かれる」と返事。山崎くんに「失礼ですけど14歳くらい」と言われていた。

そのあとはミュージカルナンバー以外の曲。
浦井くんのFunの「We Are Young」を日本語で。この隙に二人が着替えるんだと思ったら、普通にステージの二階に居てコーラスしたり、客席のノリを煽動したりしていた。
そのあとは山崎くんがLADY GAGAの「Born This Way」を披露。「盛り上がって行きましょう!」という掛け声で登場するも客席の反応が鈍く、「そうでもなーい!」と叫んでいた。このあたりの返しが巧いなー。盛り上がっていないというよりは、普段コンサートに行かないのでどうしていいのか分からない、という反応だと思う。あと曲自体をよく知らなくてどうしていいやら、という反応かな。
そしてダンサーの個人紹介のあと、ダンス披露。ここが着替えタイムだった。

そしてStarSの「Blue Fish」へ。
CDをつくるにあたって色々な話をした、という話題から、比較的意見が合ったのでそれほど譲り合うこともなかった、話す井上・浦井。山崎くんが反論があると手を挙げる。
衣装を決めるときに、三種類のデザインが出たら「どれを着たいか」と皆で順番をつけていたそう。すると大体全員の順番が同じになり、「一番順位が低かったものは、基本的に僕が着せて頂いています」と言っていた。がんばれ最年少。しかも「一番着たいっていうのは必ず芳雄さんが着ています」と浦井くんがばらしてしまう。
「僕はこれが着たいんだよね、これじゃなくてもいいんだけど、これが着たいなー」と穏やかに言うそうで、芳雄さんマジ歌のうまいジャイアンです…。芳雄さんも「お前分かってるよな的な空気を出しました」と自分で言ってた。
「これ女優がいたら大変…「私はこれしか着ません!」とか」って芳雄さんが言うと、二人が「ああー…」と黙ってしまった。それ以上はだめ!

次もオリジナルで「今ここにいること」へ。略して「今ここ」だと言う三人から、客席に「略してー?」とレスポンスの要求。微妙なことをさせて、とても嬉しそうな三人でした。
そのあとはCDに収録されていないオリジナル曲「Shake It Out」へ。「皆さん心の中に悪魔がいらっしゃるでしょう」「でも劇場にいる間だけは振り払おう、という曲です」という芳雄さんに「悪魔いませんよ!!」と慌てる二人。

「あと2曲です」のアナウンスに、「ええー!」と観客から声が上がる。それが嬉しかったようで、もう一回「あと、2曲です!」と言っていた。更に声を挙げる客席に、満足そうな三人。コンサートっぽいこと、がいちいち楽しいみたい。
今日はてっきり土曜日だと思っていた芳雄さん。平日の昼に客席が満員なことに今更驚き、「皆さん何されているんですか」「有給?」「家事手伝い?」と毒づく。それを聞いた山崎くんが「最近芳雄さんのトーク見てるときみまろさんを思い出す」と呟き、「ちょっとずつそっちに移行しようと思って」と芳雄さん。「事情はどうあれ満員で嬉しい」と仰るプリンス…。
芳雄さんが帝劇100周年の特番で誰と対談したいかと言われたときに、「ミュージカルについて語るのはこの二人しかいない」と二人を指名したことから始まった関係だ、という話。そのあと、「他のところで他の人に対して同じこと言ってたらすみません」「この二人しかいない、ってことはないね」「この二人「何かやりたいね」という話が上がるのは普通だが、それが実現したのが嬉しい、舞台を見に来てくれるみなさんのおかげ、とのこと。舞台俳優はそんなに誰でも知っているものではないけれど、デビューの時から可愛がってもらえて今がある、と芳雄さん。まあ舞台俳優であなたのようなデビューをして、そのままやってきた人はそんなにいないですけどね…!
この帝劇特番は実際に見ていたのだけど、それほどテレビでは三人の話を大きく扱っていたわけでもないので(ものすっごいレミゼ中心だった記憶)、これがきっかけだというのは意外だった。

そのあとはサイモン&ガーファンクルで「Bridge Over The Water」の日本語版へ。StarSの複数形の中にはファンも入っている、出会えた奇跡を大切にして、橋をかけて生きてゆこうというようなメッセージが込められているのだとか。
原曲が好きなので原曲で聞きたかったけれど、これはこれでいいね。というか曲が美しい。
本編最後はジキル&ハイドの「This Is The Moment(日本語版)」でおしまい。

アンコールは全員黒のStarSロゴTシャツで。ちなみにこの日既に黒のTシャツは売り切れていた模様。他の色がパステルっぽかったので仕方がないけれど、売り切れてる日は他の色着ればより売れるのではないかしら、などと下世話なことを考えた。
「StarSのあの一番星の曲」という山崎くんの謎の紹介から、「Gleam」へ。最初は戸惑っていたこの曲なのに、最後は余裕でペンライトを振っているわたしがいました…染まった…。ちなみにこの曲だけ皆立ってたので立ちました。

きらきらしてて楽しかった!アンチエイジング!笑い皺でむしろ老ける?
DVDにならないのかなー。
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posted by: mngn1012 | ライヴ・舞台など | 23:19 | - | - |

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