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北上れん「よそはよそ、ウチはウチ」初回限定版

北上れん「よそはよそ、ウチはウチ」初回限定版
両親の海外赴任に伴い、近所に暮らす叔父の家に頻繁に足を運ぶことになったフミ。仕事はできるが生活能力が極端に低い叔父のため、バイト代を貰って家事の一切をこなすことになったフミと叔父の関係は次第に変化していく。

北上さんは好きな作家さんで、なかなか新作が出ないことに焦れていたし、本誌でこの話を読んでどう展開されるのか楽しみにもしていた。しかしナンバリングなしの状態で、恋愛が始まる前の段階でコミックスになるとは思わなかった。しかもこのあくどい小冊子付きで…。

叔父とは言え昴之は母親の再婚相手の弟なので、血のつながりは一切ない。ただ、両親が海外へ引っ越し、弟が高校の寮に入ることで近くに頼れる大人がいなくなったフミを心配して、義父が口をきいてくれた相手である。
二人は別に一緒に暮らしているわけではない。ただフミは大学から叔父の家へ向かってひとまず掃除や洗濯をすませ、料理をつくり、叔父と一緒にご飯を食べてから家に帰る。お節介気味で、何かと生活に口を出してくるフミを少々鬱陶しく思わないでもないけれど、なんだかんだで叔父はフミの意見を飲むこともある。最初は頭ごなしに色々非難していたフミも、叔父とのちょうどいい距離の取り方を覚えてきた。学校の友人や弟が言う通り、二人の生活はぎこちない新婚生活のようだ。お見合いで出会ってそのまま結婚した、と言う感じ。お互いのことをよく知らないし、色々な意見が正反対にもかかわらず、なんとなくうまくいっている。

スキンシップが異様に多い叔父の行動に、フミは疑いを持たない。血縁関係ではないと言うものの「親戚」であることや、年齢差があることを理由に、フミはそれを受け入れている。叔父もまた、フミを「家族」とカテゴライズすることで自分の行動を無意識のうちに正当化している。周囲の皆がからかっても、二人の天然はまじめなのだ。

しかしその関係も次第に変化しはじめる。さすがに家族でもそんなことしないんじゃないか、家族だと自分に必死に言い聞かせているのは何故なんだ、抱きつかれて嬉しいのは・抱きつきたいのは・他の誰かと近付いていて嫉妬するのは、何故なんだ。理由は一つだ。そのことにようやく気付き始めたふたり、何の関門もないような気がするのだが、この先ははたして。
一話がかなり短く、大きなエピソードがないままなかなか話が進まないのでちょっともどかしい。いつか2巻が出て結ばれたときに、まとめて読むと楽しいかな。

初回限定版の小冊子は「ホネぬきにされたい」など、これまでの作品のコミックス未収録短篇が数本。コミックス発売後に雑誌に掲載されたものなど。「よそはよそ、〜」はぬいぐるみのたろうさんが描かれているパラパラマンガが見開きであるのみ…。雑誌掲載されたものはどこかに収録されてほしいと思うけれど、やり方が好きじゃないなー。他のシリーズも好きならいいけれど、いきなりこれだけ読んだら何が何だか。
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posted by: mngn1012 | 本の感想(BL・やおい・百合) | 17:47 | - | - |

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