<< 下半期おかいものその1 | main | 「ベッジ・パードン」 >>

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

web拍手
posted by: スポンサードリンク | - | | - | - |

人妻日記

1月12日に入籍しました。
というか12日に婚姻届を出しに行ったところ、戸籍係の方がお休みなのでひとまず受け付けてもらい、連休明けに確認してもらって問題がなければ12日付で受理される、という流れ。土曜日なので開いているだけでもありがたいと思うけれど、ちょっと肩すかしをくらった感じがした。この連休間に取り消した場合バツイチなのか?とか色々しょうもないことも考えたけれど、ともあれ連休明けの本日何の連絡もなかったので、こそっと嫁にいったようです。
転出届、転入届、婚姻届など手続きむずかしい!このあとパスポートとかクレジットカードとか手続きするのが面倒だなー婚姻届提出で自動的に変更になればいいのに。

結婚式は「存在しない神に誓いたくない」というわたしの中二意見を尊重してもらい、二次会みたいなパーティだけすることに。わ、わたし卒論がニーチェの「反キリスト」だったの…。自分では普通の意見だと思っていたのだが、友人の中で一番破天荒だと思っている子に「無茶苦茶だ」と笑われたので自信がなくなった。
でもクリスマスは楽しむタイプのエゴイストです。

・顔合わせ
わたしの両親+大叔母と夫で会食、夫の実家でご両親に挨拶&食事、夫のご両親とわたしの両親+大叔母で顔合わせの会食などやりました。世間一般の姑認識を抱いて腹をくくって会ったのだが、拍子抜けするくらい友好的というか放任主義の舅姑で超楽。年取った末っ子の嫁、楽。
夫のご両親には京都まで来てもらったのだが、海外を飛び回っていた夫の分まで家庭を支えていた姑が京都旅行に大ハッスル。日帰り旅行なのにスーツケースの中に歩き回るためのスニーカーを入れ、会食が終わった途端スニーカーに履き換えて「これからが本番だから!」と清水寺に出かけて行った姑の顔をわたしは忘れない…楽…。
わたしにはたびたび出かけたり外食をする、80歳を超えた大叔母がいる。祖母の弟の嫁なので血のつながらない親戚なのだが、子供がいないこの大叔母にわたしはとにかく可愛がってもらった。わたしを孫のように甘やかす大叔母に、一度くらい結婚の主催者を味わってもらいたかった。結婚式の親族席に座ったことは何度もあるけれど、彼女はいつだって招待されるゲストだったから。彼女にとって最初で最後になるであろうから、あらゆる段階を経験させたかった。式をやらないから、余計に。なので最初の会食から皆勤賞で参加してもらえてうれしかった。

・写真撮影
ドレスは着たいのです。
結婚式の前に写真を撮影する、いわゆる前撮りはおそらく定番なのだろうと思うけれど、それらは殆ど結婚式のセットの中に組み込まれている模様。式はしないけれど一式借りて写真を撮りたい、という希望を叶えるのはけっこう難しい。おそらく結婚式費用がない若い人たち向けなのか、ものすごく安いけれどチープなもの。セットの前撮りでは満足できず、金に糸目をつけない代わりに希望をかなえたい人向けであろう、ものすごく高くてゴージャスなもの。その二つが殆どだった。場所が変わればもっとあるのかもしれないけれど、取り敢えずなかなかちょうどいいものが見つけられない。式をしないレンタルと言うといきなり感じ悪くなったりもするし。

色々探して希望が色々叶いそうな衣装レンタル+撮影のお店を見つける。ドレス見せてもらって一気にテンションあがった。楽しい!ドレス着て生きていきたい!
Aラインのごてごてウェディングドレスと、カラードレスを選択。夫のタキシードもほぼわたしが決めた。ヘアメイクとか小物とかネイルとか考えるのが物凄く楽しかった。
ネイルは仕事柄不可能なのでチップをオーダー。スクエアの爪にフレンチ+ストーン+王冠。エステは面倒&よくわからなくて怖い&結婚が決まってから撮影までにそれほど日がなかったので行かず。スキンケアとかヘアケアはちょっと奮発した。あとシートパックは毎日やりました。
ブーケもオーダー。「とにかくビタミンカラーを入れないでください」「全体的にくすんだ色合いにしてください」と口を酸っぱくして繰り返し、「ダメな見本」と書いたビタミンカラーのブーケ画像まで用意した。このあたりで気づいたのだが、ウェディング写真については「悔いのないように」「やりたいように」っていう不文律があって、誰も文句言わないのね。やりたい放題!

ウェディングドレスはティアラ+ベールに加えて、王冠かぶったバージョンも撮影してもらった。王冠で出てきたら笑いが起きて両家がひとつになりました。悔いはない。
写真撮影において笑顔ができない、黙っていると顔が怖いというのがわたしの昔からの悩みだったのだが、大勢の前でカメラ撮影されるとなんとなく笑えるもんだなー。あとカメラマンの笑わせる技術が凄く良かったのだと思う。

翌日は夫の家族を連れて京都観光。映画村とか久々に、ゲキレンジャーのイベントぶりに行った…。

そのあとは仕事の新年会でお祝いしてもらったり、お友達にお祝いしてもらったり、浮かれ期到来。実家最後の日は夫と家族と一緒に食事。一見さんお断りの「輪違屋」さんを見せてもらって、長くくらした京都でもこんなに知らないことが沢山あるんだなあ、としんみり。わたしは京都がとにかく大好きで、周囲にもそれが伝わっていて、「まさか京都から出るとは思わなかった」と何度も言われました。京都は世界で一番好きな場所だし、たぶんそれは死ぬまで変わらないだろうと思う。
京都を離れると決めたときからずっと、「妖精事件」で学校を自主退校する主人公のモノローグが頭をよぎっていた。転校した子や学校を辞めた子など、会えなくなった子はこれまでに沢山いた。けれど、「自分から去るということは、全員と会えなくなるということでした。」と彼女は考える。京都を去った友人はたくさんいたけれど、わたしが京都を去るということとは大きな違いがある。決して会えなくなるわけではないことは知っているけれど、頻繁に帰ることだって可能だけれど、どうしてもそう考えてしまう。
長い間実家にいすぎると色々こじらせるなあ、と我ながら実感。

新天地で頑張る。さっそく雪の洗礼を受け、更にはぎっくり腰になりましたけど…。

お祝いのコメント、メッセージくださった方ありがとうございました!
web拍手
posted by: mngn1012 | 日常 | 18:44 | - | - |

スポンサーサイト

web拍手
posted by: スポンサードリンク | - | 18:44 | - | - |