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「エイトレンジャー」

監督:堤幸彦
脚本:高橋悠也

横峯誠:横山裕
渋沢薫:渋谷すばる
村岡雄貴:村上信五
丸之内正悟:丸山隆平
安原俊:安田章大
錦野徹朗:錦戸亮
大川良介:大倉忠義
三枝信太郎:石橋蓮司
鬼頭桃子:ベッキー
総統:東山紀之
キャプテン・シルバー:舘ひろし

***
一切下調べしないで見に行ったらコンサートでやってた関ジャニ戦隊∞レンジャーとは全く別物だったよの巻。しかもわたしの∞レンジャーについての知識は2006年のFTONツアーで止まっている。
というわけで関ジャニ∞である。NewSの掛け持ち騒動を経てデビューして、七人になってしまったすこしあと、上記のFTONツアーくらいまでは結構まじめに通っていた。宗教担って言われてた時代だよ!今も言われてるのだろうか。錦戸担だったけど、根っこにあるのは渋谷すばる一神教だと思います。

別に嫌いになったわけではないので、テレビで歌ったりしゃべったりしていると嬉しくなったり、相変わらずわいわい騒いでいる姿を見て微笑ましく懐かしくなったりしている。そんなかれらが映画になったと言うことで、特に何も調べずに行ったのだ。
さすがに敵がBAD団だということはないだろうと思っていたが、それぞれのキャラも異なる、別の世界の話だった。

***
2035年、荒廃した日本の都市、八萬市(エイトシティー)。一部の優秀な子供とその家族のみが優遇され、それ以外の人間たちは非常に貧しい暮らしをしている。正体不明の「総統」と呼ばれる男が率いるテロリスト集団・ダーククルセイドが子供を浚って売買しているが、警察機関はまともに機能していない。市民を救うのは、ヒーロー協会が派遣するヒーローのみだ。
借金取りに追われ、命の危険に晒されていた横峯は、一人の男性に助けられる。ヒーロー協会の会長だというその男・三枝は、行くあてのない横峯をヒーローに勧誘する。そして横峯は「エイトレンジャー」のリーダー、ブラックに任命される。


ヒーローたちは協会から時給制の賃金を貰っている。というよりも寧ろ、賃金のためにヒーローになったものばかりだ。レッド・渋沢はアルコール依存症で金がなく、パープルもといナスの村岡はモテたい一心で美容整形を繰り返し金がない。オレンジの丸之内はネットショッピング依存、ブルーの安原は青いものを見つけると買い占め、お人よしの大川は詐欺に騙されてすぐに振り込んでしまうので金がない。売れていた時代が忘れられないミュージシャンの錦野は、今の人気に見合わない自分のグッズを山のように作るため、金がない。
六人の事情に驚いていた横峯も、ギャンブルで借金をしているのだから同じようなものだ。金のために仕事としてヒーローになった。しかもその仕事にすら、かれらはやる気がない。トレーニングもまともにやらないし、何かあればキャプテン・シルバーがいるから大丈夫だと思っている。

町に出て人々が困っている姿を見れば胸が痛むし、助けを求めている子供がいればなんとかしてやりたくなる。何もできない自分を不甲斐なく思い、犯罪者に憤りを感じる。そのためにヒーローとして何かしたいと、横峯は思う。警察官だった父親が失踪した過去を持つ横峯は、「捨てられる」ことに過敏なのだ。己の力量を知っているので実際に行動には出ないけれど、その気持ちにある程度同調できる渋沢と村岡。
一方他の四人はそんな風には思えない。ヒーローよりももっと条件の良い仕事のメンバー募集を見つけたかれらは、三人にも協会にも黙って、その仕事にエントリーする。

買いおきしている栄養ドリンクを飲みながら、一人で戦い続けるキャプテン・シルバーの生き様。腐敗しきった八萬市の警察の中で、一人悪と戦い続ける桃子が秘めている復讐の炎。村岡が片思いしている遥も、桃子に憧れて彼女に協力しようとしている警察の一員だ。
ストーリーの骨子は非常にありがちな戦隊もの・ヒーローものだ。あいつとあいつが親子だったとか、きょうだいだったとか、敵だった・味方だった、最後に色々な誤解が解ける、けれど奪われてしまったものもある、そういう話。
そこに普通のヒーローものでは許されないようなエピソード、つまりブーツの先に隠しカメラを潜ませて日常的に盗撮をしているヒーローとか、アル中で酒がきれるといきなり臆病になるヒーローとか、使ったことのないコンドームをお守りにして持ち歩いているヒーローとか、そういうものが入りこむ。ばっかばかしくて、そのばかばかしさが微笑ましい。

新入りにセンターをはらせるのは納得いかない、と言っていたイエローが、決戦に向かうために一列になったときに、自分から立ち位置を移動してブラックに譲っていたところが可愛かったなー。
三馬鹿が飲みに行った居酒屋に貼られている、ありがちな女の子のポスターが錦戸と安田だったりするような遊び心もかわいい。
無精ひげで丸眼鏡で汚い格好でもかわいい渋谷すばるファンタスティック!

最後に七人でツナギ姿のままコンビニから出てきたシーンがとっても可愛かった。めいめいに喋りながら、お昼ごはんを買うヒーローたち。男子高校生みたいだなーかわいいなー。かわいいは正義!正義の味方がかわいいはもっと正義!

キャプテン・シルバーすごく格好よかったんだけれど、折角のマントが全然さばけていなかったことだけは要指導ですよ!勿体無い!マントを意識した生活を!
あと総統のビジュアル素晴らしかった。軍服軍帽赤のケープ付外套。目元にうっすら残る傷。かれが出るシーンが少ない上に非常に暗い場所にいるので、はっきり見えなかったのが非常に口惜しい。東山先輩のコスチュームプレイは極上!!!主役はツナギなのに!
常に怒った顔で何もかもをにらみつけているような桃子を演じたベッキーも良かった。峰不二子のようなボディラインが出る黒のつなぎに黒のヒールを履いていたんだけどすごくさまになってて格好いい。にこにこしてるイメージしかなかったので新鮮。

問題は解決していない。総統は無傷で君臨しているし、自分の方針を改めるつもりは全くない。さらわれた子供がどういう末路をたどるのか、も明らかになった。八萬市に平和はまだ来ていない。
いくらでも続きが作れるラストだった。
続き?あればまた行くよ。
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posted by: mngn1012 | 映像作品 | 19:31 | - | - |

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